【変態カメラ⁉作例あり】空気をも切り撮る高画素(4600万画素)SIGMA DP2 Merrillのレビュー 

どうも、時にシグマーのウノログです。今回紹介するのは、2012年に発売されたカメラ(コンデジ)DP2 Merrillになります。愛用して2年程。「どうしてもこの画質を体験してみたい」と思い、中古を漁って、やっと見つけました。

SIGMA DP2 Merrill 購入の理由

  • 小さいサイズ(簡単に持っていける)が欲しかった
  • タイムラインでこの作品が流れたとき感動した
  • 高画素の表現力を感じてみたかった

等々です。そっからワーと調べて、下記のように簡単にまとめます。

SIGMA DP2 Merrill 簡単な紹介

コンデジの中では「異質の存在」です。というのも、バランスの取れたコンパクトデジタルが流行っている中、「画素数のみに特化したカメラ」は、当時珍しいとされてました。公式が推している情報は下記の通り

  • キャッチコピー「真実をありのまま、写しとる」
  • 4,600万画素 「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」を搭載
  • 生来の臨場感に加えて、まるでそこに実体が在るかのように

とのことです。

SIGMA DP2 Merrill 良いところ

1.解像度「命」の一点特化型

同一類似製品で画素数を比べてみると

メーカー シグマ DP2 Merrill FUJIFILM XF10  RICOH GR III サイバーショット DSC-WX350
画素数 4800万画素 2424万画素 2424万画素 2110万画素

出典 「価格com コンデジ売れ筋ランキング」

 

圧倒的に他社より秀でています。その解像度で何が撮れるかというと、

  • 岩の質感
  • 水面の質感
  • 草・木目の質感

何を撮らせても画になります。そこにある空気までも、切り取る画質が4600万画素の中にはあります。ボカシとかは一切なく、ひたすらシャープに解像する。そんなふうに撮りたいって方は向いてると思います

 

2.偽色が出にくい

独自のセンサー「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」を使っているため、

  • 偽色が発生しにくく
  • ローパスフィルターが不要

立体的で、臨場感のある、精緻な画像を得ることができます。

 

3.持ち運びやすい

コンパクトサイズ(330g)のため、手になじみ、「ついでに」という形で持っていきやすい。

 

SIGMA DP2 Merrill 高画素4600万画素が魅せる作例

例えばこちらの写真。

DP2M0030SIGMA DP2 Merrill,1/250 秒, f/6.3 30 mm,iso200

 

一部分をトリミングすると、「葉脈」までがっつり見えてしまいます。どうですか、この解像度。他の写真も載せておきます。

 

波の様子も美しいです。こちらの写真も

DP2M0132SIGMA DP2 Merrill,1/320 秒, f/6.3 30 mm,iso200

 

トリミング後

 

名古屋駅の様子も、

DP2M0274SIGMA DP2 Merrill,1/160 秒 f/4.5 30 mm,iso200

 

「公衆電話」のみ切り撮ると

 

 

DP2M0259SIGMA DP2 Merrill,1/250 秒 f/7.1 30 mm,iso200

 

 

DP2M0376SIGMA DP2 Merrill,1/100 秒。 f/4.5 30 mm,iso200

 

DP2M0008SIGMA DP2 Merrill,1/100 秒 1/640 秒。 f/11 30 mm

 

DP2M0202SIGMA DP2 Merrill,1/100 秒 f/4.5 30 mm,iso200

 

SIGMA DP2 Merrill 外観とか

ボディデザイン1(正面)

ボディデザイン2(背面)

ボディデザイン3(上部)

 

ボディデザイン4(下部)

 

SIGMA DP2 Merrill 残念な所

1.バッテリーの持ちが悪い

めちゃくちゃ電池食います。メーカーもそれを承知済み?であるか、最初から2個ついてきます。

 

2.液晶パネルが見にくい

撮れた写真が写っているか「液晶パネル」で確認するんですけど、本製品に至っては全く見ることができません。その分、PCで見たときの感動があります笑

 

3.処理速度も遅い

1枚の写真を撮り終えると、3秒程時間がかかります(僕のメモリーカードのせいということもありますが…)。例えば、連続写真には向いていないです。

 

4.暗い場所は弱い

ISOを操作しても、暗所はほとんど見えません。星を撮るのはもってのほか。

  • 晴天
  • 若干曇り

の場合以外は、持ちあるかない方がいいぐらいです。

 

5.手振れ補正がない

今では当たり前についている機能もありません。撮る瞬間、じっと機会を待つ姿勢が大切です。三脚があれば、絶対使った方がいいです。

SIGMA DP2 Merrill 製品仕様

 

まとめ それでも使い続ける理由

以上になります。いくつかデメリットは挙げましたが、そんなのがどうでもよくなる程解像度が良いんです。とにかくそれだけ!笑。初めて写真を見たときの「ハっ!!」と感動させられたことは今でも覚えています。

万人に進められる機種ではないんですけど、「一つの性能を追求した尖った機種」になります。他のメーカーでは代わりがきかない、そんな良さを彼は持っています。これからもずっと使い続ける予定です。

 

 

作例はこちら(【モノクロの世界】 「SIGMA DP2 Merrill」を連れて、スナップショット@愛知県大須)でも確認できます

 

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